お菓子百科クラブ

 さて、ここまでアイスクリームの栄養を見てきましたが、この「アイスクリーム」。『法的な意味での』アイスクリームのことです。え?『法的』?と引かないでくださいね。いわゆるアイスクリームは、法律上、含まれる乳成分によって3種類に分類されているんです。
■アイスクリーム ・乳固形分が15.0%以上で、そのうち乳脂肪分が8.0%以上のもの
■アイスミルク ・乳固形分が10.0%以上で、そのうち乳脂肪分が3.0%以上のもの
■ラクトアイス ・乳固形分が3.0%以上のもの
(「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」より)

前ページの表は「乳脂肪分8%のアイスクリーム」のもので、ラクトアイスなどは栄養成分が異なります。市販のものを買うときは、パッケージの品名で確認してくださいね。

 市販のものもいろいろおいしいアイスクリームが出回っていますが、どうせなら手作りに挑戦してみませんか。というのも、栄養が豊富なアイスクリームにも、足りない栄養素があるからなんです。ビタミンCや葉酸、鉄分などはほとんど含まれていないか、あるとしても微量です。
 
そこで、それらをプラスしたアイスクリームを作ろう、というわけです。葉酸が多い果物は、夏みかん、パッションフルーツ、マンゴー、ライチ、それにイチゴなど。鉄分の多い果物は、プルーンなどのドライフルーツ。ビタミンCなら柑橘系。イチゴはビタミンも豊富です。これらの果物を、角切りやピュレにして、バニラアイスに混ぜればOK。抹茶や小豆、ゴマなども葉酸や鉄が豊富です。

※ こちらのレシピはメンテナンス中のため、
ご覧になれません。
 この間、中学校の保健室で働いている方のWEBサイトを見ていたら、こんなエピソードが紹介されていました。お腹が痛くて保健室に来た児童に朝食を尋ねたところ、朝ご飯はアイス、それも3つも食べてきたというのです。お母さんはまだ寝ていて、ご飯を作ってくれなかったとか・・・。朝練で早かったのかいつも起きてこないのかわかりませんけれども、朝ご飯がアイスクリームというのはいただけませんよね。
いくらアイスクリームの栄養価が高いとといっても、上記のようにビタミンCや葉酸などのビタミン、たんぱく質などが足りません。アイスクリームは、あくまでも三度の食事を補助するおやつ。お母さんがきちんと管理して与えてくださいね。
夏休みは、それでなくても食生活が乱れがち。しっかり食べて、元気にいきましょう。